皆さんこんにちは!
歯のホワイトニング 専門店シャイン京都本店です^ ^
今日はお歯黒の豆知識についてお話ししていきます!
お歯黒とは皆さんご存知の通り、歯を黒くすることです。
画像で見るとかなり衝撃的ですよね、、笑
お歯黒にはながーい歴史があり、なんと1000年以上続いたのだとかΣ(・□・;)
お歯黒にするため、鉄漿水(かねみず)と五倍子粉(ふしこ)というものが使われていました。
鉄漿水は酢酸第一鉄、五倍子粉はタンニンという成分でできています。
この二つが混ざることで化学反応が起こりタンニン酸第二鉄というものになります。
このタンニン酸第二鉄が黒いため、これを塗ることで歯が黒く染まるのです!
お歯黒はただ黒くするだけではなく、虫歯になりにくくする作用もありました。
タンニンは歯のタンパク質を凝固、収縮させ細菌による歯の溶解を防いでくれます。
第一鉄イオンには歯のエナメル質を強化して酸性に耐える力を強くします。
さらに、タンニン酸第二鉄は緻密な歯の皮膜になり細菌から歯を守る作用があります。
お歯黒にすることでこれらの力が発揮され、虫歯を予防してくれるのです!
歯科医が存在しなかった時代にとても有効な対処方であったと言えますね( ´∀`)
現代では、美人の要素の一つとして歯が白いことが挙げられますが、
この時代では歯がムラなく黒い方が美人とされていたことは現代人にとっては理解し難いことです。
時代によって美的感覚は移り変わっていくことはとても興味深いですね♪
本日もお読み頂きありがとうございます。次回もお楽しみに☆